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#15 業務用冷蔵庫の種類や特徴を解説!

一般的な家庭用冷蔵庫によりも機能と容量に優れている業務用冷蔵庫は、飲食店などの運営をするにあたってまず最初に検討をするものと言えるでしょう。食材の鮮度を保つための長期保存や、大容量の保存に長けている業務用冷蔵庫を使用することで食材コストも削減でき効率の良い管理をすることができます。そこでここでは「まだ家庭用冷蔵庫を使っている」「これから飲食店を開業する」という方に向けて業務用冷蔵庫の種類や、それぞれの特徴などを細かく解説していこうと思います。はじめての購入や買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

家庭用の冷蔵庫と業務用冷蔵庫はどうちがうの?

業務用冷蔵庫は、業態や用途に合わせて様々なサイズや機能のものが販売されているので、店舗や業態のタイプに応じて適したものを選択できるという点が家庭用の冷蔵庫と違うところだといえます。また機能面では家庭用冷蔵庫に比べて大容量で保存できるものが多く、頑丈に作られているため耐久性が高く故障頻度が少ない点など、家庭用冷蔵庫より優れている点が多いです。

業務用冷蔵庫にはどんな種類がある?

縦型業務用冷蔵庫

  • 横幅 625・750・900・1200・1500・1800mm
  • 奥行 650・800mm
  • 高さ 1900mm

設置面積に対して内容量が大きく、300Lから1,800L程度の容量があります。大型・中型の店舗やホテル、給食施設の厨房に設置されることが多いです。

テーブル型業務用冷蔵庫

  • 横幅 900・1200・1500・1800・2100mm
  • 奥行 450・600・750mm
  • 高さ 800mm

上面がテーブルとなっているので、作業スペースとして使用できます。300L程度の容量が一般的で、一般的にコールドテーブルと呼ばれており。

ショーケース

サイズや容量は様々です。前面のスライドドアがガラス張りになっているため、何が入っているかわかりやすく売り場に直接設置する場合も多いです。 

オープンショーケース

サイズや容量は様々です。扉はなく上面がオープンになっているため売り場に設置し、商品を陳列して使う場合が多いです。扉がないため温度変化には注意が必要です。 

ネタケース

全面ガラス張りになっている場合が多く、寿司屋などのカウンターに設置して食品の保存と合わせて在庫のディスプレイに使用する場合が多いです。こちらもサイズや容量は様々です。 

プレハブ冷蔵庫

プレハブ型の冷蔵庫で様々なタイプに分かれており、坪数によって価格は大きく異なります。密閉性に優れた作りで、庫内に冷気を送り込み室内全体を冷やすことができますので、たくさんの食材や食品を保管できます。食品加工場、食品メーカー、飲食店などに多く導入されており、「一体型」と「セパレート型」など用途に合わせて選ぶことができます。

電源(電流・電圧)の種類

電源は100V(単相100V)・200v(単相)・3相200V(動力)の3種類に分かれます。お店の電力設備を確認せずに購入してしまうと無駄な出費になってしまうので、店舗の電源の種類を確認しましょう。

単相100V(電灯契約)

一般的な照明や小型~中型冷蔵庫、ミキサー、洗濯機、小型機器などので使われる電圧で、単相100Vと呼ばれます。 

単相200V(電灯契約)

IHコンロ、業務用電子レンジ、エアコン(機種にもよりますが一般的に4.0kw~のエアコン)などので使われる電圧で、単相200Vと呼ばれます。単相200Vを使っている業務用冷蔵庫は珍しく、なかなか見る機会がありません。3相200Vとは別物なので間違えないようにしましょう。

3相200V(動力契約)

プレハブ冷蔵庫、大型縦型、大型冷蔵ショーケース、パッケージエアコンなど大型機器などので使われる電圧で、3相200V(動力)と呼ばれます。業務用冷蔵庫の型式や製造番号が記載されているラベルに「定格電圧 3相200V」と書いてあれば「動力」(専用の動力契約が必要)ということです。もし、店舗が100Vのみ対応で、3相200Vの業務用冷蔵庫を購入・利用したいのであれば電気工事が必要になる場合があります。

賃貸又は中古物件を購入した場合、もともと飲食店をやられていた店舗であれば動力を使うための設備が付属している可能性が高いです。

動力用設備が付属しているか確認する方法 

  • 物件を管理している不動産屋・大家さんに確認する
  • 電力会社に問い合わせる
  • 電気屋さんに調査してもらう(有料の場合が多い)

その他にも簡単に確認する方法があります:建物に付属している電力メーター(上記画像は2個)が1個又は2個か確認する方法です。1個の場合おそらく電灯契約(100V)のみ契約している可能性があります。メーターが2個あれば「電灯契約 + 動力契約」している可能性が高いです。すでに営業している店舗で動力を使っているかどうか分からない方もいますが、同じ店舗(建物)で毎月の電気代の請求書が2枚電力会社から届いていれば動力の契約もしていると言えます。

また、複合店などでは複数の電力メーターが存在したりしますので、一番無難な方法はやはり不動産屋さんに問い合わせる方法と言えます。

それぞれの容量を確認する

業務用冷蔵庫を検討する際に、自分の使用する用途に合わせて必要な容量を確認しておくようにしましょう。必要以上の容量のものを選んでしまった場合、それに伴い電気代に無駄が出てしまったり、厨房内にデッドスペースを作ってしまう事にもなりかねません。コストや厨房の導線を意識しながら、適切な容量選びを心がけましょう。

価格を確認する

業務用冷蔵庫を購入するには、新品・中古・レンタル・リースなどいくつか方法があります。当然新品であれば購入コストが高い分、省エネや性能面が優れていますし、中古品であれば状態・機種にもよりますが、購入コストを抑えられる分最新の商品に比べて性能面は劣ります。一括の支払いが難しいようであればレンタルやリースも検討してみましょう。それぞれの方法にメリット・デメリットがありますので、自分の予算や経理計画に併せた選択肢を選ぶようにしましょう。

サイズを欲張りすぎると大変?

業務用冷蔵庫の横幅は上記したように62.5cm, 75cm, 90cm, 120cm, 150cm, 180cmの6タイプが一般的。「大きい分にはいいだろう」とサイズを欲張って想定スペース名いっぱいのもの購入してしまうと、置き換えやメンテナンスの際作業の妨げになってしまいます。また厨房内の導線の障害になってしまう場合もあるので、必要以上のサイズの業務用冷蔵庫の購入は控えた方がいいでしょう。

まとめ

これまで解説してきたように、業務用冷蔵庫の種類は様々で用途に応じて多種多様な機能を備えた製品があります。上記を参考に、自分の店舗で提供したい商品や予算などを加味して最適な商品を考えてみてください。

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